2018年4月27日 プレスリリース
ソフトバンクグループで位置情報を活用したビッグデータ事業を行う株式会社Agoop(アグープ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:柴山 和久、以下「Agoop」)は、石川県輪島市の古民家「能登平家の郷 松尾家」をサテライトオフィスとして活用し、自然豊かな地域での発想力や思考力の向上を目指した働き方改革の実証実験を実施します。
<古民家「能登平家の郷 松尾家」>
Agoopは、2018年4~11月の間、石川県輪島市にサテライトオフィスを開設し、地方創生および働き方改革の実現を目指します。東京・渋谷の本社からチームやプロジェクトごとに入れ替わりで数週間泊まり込み、業務の生産性向上の検証を行います。満員電車などの通勤ストレスの回避や自然の癒やしを感じることで、新たなアイデア創出や思考力の向上を期待します。
Agoopは、2016年から自社の流動人口データを活用して輪島市内の観光分析を実施したところ、輪島市での滞在は午前中に集中しており、宿泊者は20%にとどまるという外部来訪者の傾向を確認しました。同市と協議した結果、時間やコストをかける観光施策を促すのではなく、既存の地域資源を最大限に活用した取り組みをしたいという考えから、新たな設備投資を行わない輪島市でのサテライトオフィスを開設するに至りました。
<午前中に集中する外部来訪者>
<宿泊先調査>
今後は、近隣住民や学校などとの交流を深めるため、地域イベントへの参加を予定しており、内覧会の開催なども検討しています。働き方改革への効果については、開発期間やプロジェクトの進行具合を従来と比較して、良好な結果が見られた場合は、来年以降の輪島市での本格的な事務所開設を検討します。
<松尾家の内部>
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